ビザ申請用・証明写真撮影時の服装や髪型に関する注意点

ビザ申請用・証明写真撮影時の服装や髪型に関する注意点

先週は留学のためのアメリカビザ申請用写真撮影や撮影に関するお問い合わせが多くありました。

また出張等でのビザ申請用写真撮影がございましたが、季節柄の注意点が何点がございましたので改めてここでご案内いたします。

ビザ申請用証明写真撮影時の注意事項

服装

申請する国によって写真の条件が変わりますが、主に以下の点にご注意いただけると良いと思います。

  1. 指定された背景色と同色系の洋服は避ける。背景が白指定(アメリカ、インド、中国、サウジアラビア、ブラジル等)の場合、白や薄い色の洋服での撮影は避ける。
    これは写真の背景と人物の肩のラインの境がはっきり写らないと写真NGと判定されるケースが多いためです。特に暑い季節は白や薄い色のシャツを着ることが多いと思います。ビザ申請用写真撮影時は洋服の色と背景の色が同色系にならないよう、ご注意ください。
  2. なるべく肌の露出が少ない、襟付きの洋服を着用する。

これも申請する国によって変わりますが、以下の申請国は規定が細かく、注意が必要です。

  • インド : 露出が多い服装は避ける。ノースリーブで撮影したら写真NGになった、という事例があります。下のサイトに実例が紹介されていますのでリンクさせていただきます。
    インドのビザの写真を撮るときのたった一つの注意点!
  • インドネシア : 襟付きシャツを着用、との規定があります。
  • サウジアラビア : ジャケット着用がベター。

服装の条件など、細かな規定が明文化されていない国も多く、申請時に写真NGと言われるケースが多々あるようです。そういったことが極力無い様、当店では撮影時になるべく襟付きシャツの着用(サウジアラビアはジャケット着用)をお勧めしております。襟の無いTシャツ等でも撮影可能ですが、ノースリーブや首周りの広いシャツでの撮影は避けてください。

また日本のパスポート申請用写真規格にもなっている縦45mm×横35mmで顔のサイズが34±2mmの写真は顔の比率が高く、体は鎖骨より上くらいまでしか写らないことが多いです。この写真で首周りが広い洋服を着用すると洋服がほとんど写らず写真NGとなる可能性がありますのでご注意ください。

パスポート用写真規定

髪型

髪型も規定が明文化されていないケースが多いのですが、以下の点にご注意いただき、お気に入りの髪型にセットしてください。

①目、耳、眉を出して顔のパーツがきちんと見えるようにする。

髪型で特に厳しい規定がある国は

中国・ブラジル : 耳を出して撮影

メキシコ : 耳を出し、前髪が額にかからないようにワックスやジェル等でまとめて撮影。大使館での面接時も写真撮影があり、同様の撮影条件があるとのことです。

②フェースラインや肩のラインが髪でかくれないようにする。

③ビザ申請用写真は頭頂からあごの先までの長さを指定されているケースが多いので、頭頂より上で髪をアップにまとめるようなセットはお勧めできません。日本のパスポート規格では下の写真のような規定がありますが、これも限度判断が難しく、下の適当な写真例のように作成して持っていったら写真NGとなったという事例もございます。日本ですらこういった事例があるのでビザ申請用については頭頂より上で髪をまとめないほうが無難ですのでご注意ください。

パスポート頭髪規定

※特に前髪がすぐに下がってきて眉にかかってしまう場合、撮影時に下がってこないようにセットをお願いします。撮影中、注意して撮影しますがすぐに下がってきてお気に入りの表情の写真が選択できないケースがあります。できましたらお気に入りの表情の写真を選んでいただきたく、前髪のセットにご注意ください。

表情

申請する国によっても変わってくると思いますが、判断が分かれるのは歯を見せて笑っても良いかどうか?だと思います。

当店では歯は見せず、口を閉じて口角を上げた表情をお勧めしております。理由は国によっては口を開くのがNGとなっている国があったり、日本のパスポートでも判断基準がはっきりしていない?からです。日本で歯を見せた写真を持っていったらNGになった、というケースやOKだったというケースもあるようです。どうしても歯をみせたい、という方は写真NGになることも覚悟してもって行ってみてください、という曖昧な感じとなってしまいます。

・日本のパスポート写真規格は以下の通りです。平常の顔貌と著しく異なるもの(口角が上がるなど)はNGとなっています。口角が上がった写真がNGという話は聞いたことがありませんし、逆に歯が見えている写真でもOKという話もあるようです。このように基準が曖昧なので当店としては経験上、歯を見せないで口角を上げた、又は真顔の表情での撮影をお勧めしております。

パスポート表情規定

・中国ビザ申請用規格では下の写真のような条件があります。口を開けすぎ、とあるので少し歯が見えるくらいならよいのかもしれませんが、ここも安全を考えると口角を上げる程度の写真が良いかと思います。

中国ビザ写真規定

・ドイツビザでは口を開けた写真はNG、となっています。

ドイツビザ写真規定

表情については上記のような条件が付くことがありますので参考にしていただければと思います。

眼鏡・コンタクトレンズ

  1. 眼鏡NGの国やレンズの反射がNGだったり、派手なフレームはNGとなっている国もあります。派手、と言っても限度がわかりませんので黒とか茶とかシンプルな色のフレームの眼鏡がお勧めです。
  2. 申請する国が眼鏡NGになっていないか、ご確認ください。眼鏡NGとなっているのはアメリカ、サウジアラビア等です。当店ではビザ申請用写真については眼鏡は外して撮影することをお勧めしております。
  3. フレームの上下の幅が狭いと、眼鏡が少し下がると目にかかってしまうのでご注意ください。
  4. ブルーライトをカットするタイプのレンズは反射が強く、撮影には不向きです。別のレンズの眼鏡があればその眼鏡もお持ちください。
  5. カラーコンタクトや輪郭強調(ディファイン)するようなコンタクトレンズは写真NGとなる可能性がございます。外して撮影されることをお勧めします。
    ※1 撮影時、コンタクトレンズを外して撮影される場合、保存液と保存ケースをご用意下さい。
    ※2 輪郭強調するレンズ(ディファイン)はパスポート申請ではOK、との情報がありますが当店実績ではNGになったとの事例もありますので外して撮影したほうが無難です。

その他

装飾品について、NGとなっている国もあります。(中国等)特にフェースラインにかかるような大きなイヤリングや存在感の大きなイヤリングやネックレスはビザ申請用証明写真撮影時は外したほうが無難です。

撮影時に気になるアクセサリーは外していただくよう、ご案内をいたしますがアクセサリーの紛失等も心配ですのでなるべく外してからご来店ください。

当店について

当店は東横線、元住吉駅近くの写真スタジオです。各国のビザ申請用写真撮影を得意としており、撮影の多いアメリカビザやインドビザ、中国ビザ、サウジアラビアビザ、ブラジルビザ等は安心してお任せください。

オンライン申請用画像データの販売もしております。特に規定の厳しいアメリカビザ用画像データはアメリカ国務省サイトでオンラインフォトチェックを実施してから画像お渡しいたしますので安心してそのままご利用いただけます。(画像は原則はCD-Rにてお渡しいたしますが、CD-Rを読めないというお客様は個別にご相談ください。e-mail等での送信対応を個別でご相談させていただきます)

下の写真がオンラインフォトチェックで写真OKと確認できた画面です。お客様にはこの画面をお渡ししますので安心してご利用いただけます。

アメリカビザチェック画面

当店は横浜市の日吉エリアや川崎市の武蔵小杉エリアからも徒歩圏内。各国ビザ申請用証明写真撮影は是非当店にお任せください。

当店ホームページ

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